２０２４年４月28日（日）永眠者記念礼拝 １０：３０am～
宣教題：「神よ、あなたはそこにもいて私をとらえて下さる」
聖書個所：詩篇１３９編１～１０節 マタイによる福音書 28章5～9節
※当教会の礼拝は、教会堂で行っています。初めての方も歓迎しています。どうぞどなたでもお越しください。
YouTube限定配信でオンライン（ライブ）礼拝の配信も行っています。
「神よ、あなたはそこにもいて私をとらえて下さる」2024／04／28週報(永眠者記念礼拝） 
今日は永眠者を記念しつつささげる礼拝です。記念としてお名前を読む時を持ちますが、その方をご存じで地上での交わりを与えられた方は、そのお名前の方の姿やお人柄や思い出がよみがえってくることと想像します。同時に礼拝において記念するとは、神が命を与え生かされた尊い一人ひとりとして心に留めることです。詩編139編で詩人は、聖書が証しする神との自分との関係を告白しています。神は私を知っておられる、私に伴っておられる、そして、「天に登ろうとも」「陰府（よみ）に身を横たえようとも」そこにいて下さる、と。旧約の民ユダヤびとたちは神が共におられる経験を与えられ、この神が人を含む世界を創り治めておられ、終わりの時まで導いて下さるとの信仰を表しました。神は私たちにいのちを与え、存在させ、関わっておられます。ゆえに神が伴うことができない場所や時はない、と詩人は告白するのです。地上の死を越えてなお、です。この恵みを神はイエス・キリストの死と復活によって私たちに明らかに示されました。地上の生を生き抜いた先に必ず死が訪れますが、この復活の主イエスが死の間際にも、死の先に永眠する私たちに伴って下さいます。そして主イエスが示された復活の命を信じることへと招かれているのです。神が今日私たちを知り、伴い、とらえて下さっている関わりに心を開き生かされていきたく思います。【井形英絵】
